講座の特徴
英語力の高さ=英語コミュニケーション力の高さ、ではありません。相手と円滑にコミュニケーションをとるには、言葉の運用能力に加え、相手の考え方、文化背景などの理解が必要不可欠です。また英語が話せても、英語圏で通用するマナーや文化を理解していなければ、良好な人間関係は構築できません。
例えば、積極性について考えてみましょう。英語を使う文化圏では、自己主張はあって当然で、積極性=積極的な参加態度として評価されますが、日本では自己主張が過ぎると疎まれる、敬遠される傾向があります。 自分のことを褒められた場合の対応については、英語圏では”Thank you.”と受け入れますが、日本では「そんなことはないです。」と謙遜することが通例です。
また、基本的な思考の在り方、相手との距離感など、日本とは大きく異なる点が数多くあり、これらのことを理解しているか否かで、相手に与える印象は大きく変わります。
当社の講座では、異文化について学び、繰り返し実践することで修得していきます。英語圏で育ったNative Speakerでは気付かない日本との差異を、日本人講師が講座を通じて伝えます。
ネイティブに対応できるスピードを身に付けるための7つの能力を開発する、当社オリジナルの学習プログラムです。講座では、「ゲーム理論」にヒントを得た多彩なアクティビティを行うことで、この力を習得します。
日常生活の中でわからないことがあってもいちいち辞書を引くのではなく前後の文脈から判断して対応していますが、英語となるとこの日本語で行なっている当たり前のことがなかなかできません。 そういうときにこそ、まさに、この7つの能力を駆使するのです。
これを英語学習に応用したのが、Quick-Response Program (QRP)です。
当社で言うActive Learning、Peer Learning、Cooperative Learningについてご説明させていただきます。
Active Learning
当講座では、まず、講義形式ではなく、体験型クラスであると言う意味で使っています。
英語を実際に使いながら、その使い方に磨きをかけます。また、使うことで英語に慣れ親しみ、通じる楽しさを感じることができます。
そして、もう一つは、自分の興味や関心のある技能を積極的に学び取ることを意味しています。リスニングが特に苦手だと思う方は、リスニング力アップを中心に、話すことをもっと伸ばしたいと思う方は、スピーキングとリスニングの2技能に力点を置きます。興味や関心のあることを学ぶことは継続につながります。また、継続することで力を伸ばしくれるので、興味関心と実力は相互作用が働きます。
♢全てのコーナーに該当します
リスニング、スピーキング、 コミュニケーション力、ライティング力、リーディング力、異文化間理解など自分が深めたいところ、伸ばしたい力を積極的に見つけ出すことが大切です
Peer Learning
講師からの知識の伝達ではなく、仲間と学び合うことを意味しています。
仲間と学び合うことで、気づきがあり、内容に共感できることで話し続けることができます。そうすることで、使うことに抵抗がなくなるだけでなく、相手の内容から知識を深め視野を広げることができます。
♢速読や速聴のコツを習得するためのSpeedy Comprehension、当日の集大成であるSpeak Out(Let’s Talk About It)、リーダーが実施するアクティビティなど、ペアで実施するコーナーが該当します
Cooperative Learning
様々な英語レベルやいろいろな学部の仲間に出会うことのできる環境です。
その仲間と一緒にアクティビティを実施したり作成したりすることで、異なる意見や考え、感性を共有することができます。そして、多様性に触れることで、相手に寛容になり尊重する姿勢が身に付きます。また、自分の役割や得意分野を生かし、主体的に自律的に動く姿勢も身に付きます。共同作業を行うことで、一体感や達成感を味わうこともできます。
♢聞き取れたところや理解できたところを共有するAnne’s video、リーダーが実施するアクティビティ、受講生制作のアクティビティが該当します
コミュニケーション力はたくさんの人に出会うことで見つける術がたくさんあります。